最多のBF.7.14と続くBA.5.2.48は中国の変異株となっています。
感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）の変異株について （第25報）
www.niid.go.jp
↑より引用
なお、中国からは報告されたBA.5.2系統、BF.7系統はスパイクタンパク質やORF1a領域に変異を獲得しており、BF.7.14系統、BA.5.2.48系統、BA.5.2.49系統と、それらの亜系統が新規の亜系統として登録されている。しかし、これら変異株が獲得した変異はいずれも抗原性に影響を与えない変異であり、既知のBA.5.2系統、BF.7系統に比して免疫逃避が起こる可能性や感染・伝播性、重症度に影響を与える可能性は低いと考えられている(GitHub, 2023)。
XBB.1.9.1も前回から続いて流入しています。
メモ ? 変異株 XBB.1.9.1
＞世界中で XBB.1.5 の「Kraken」系列を置き換える有力な候補は、おそらくインドネシアに由来する新しい XBB.1.9.1 亜種のようです。
いくつかの場所、特にオーストリア、英国、カリフォルニアで非常に強力に成長しています.? 変異株 XBB.1.9.1 https://t.co/j47iM4Pr9h
— sari (@sari12356) February 18, 2023
| PANGO系統 | 件数 |
|---|---|
| BA.5.2.48 | 2 |
| BA.5.2.49 | 1 |
| BF.7(ミノタウロス) | 1 |
| BF.7.14 | 4 |
| BN.1.2 | 1 |
| BN.1.3 | 1 |
| BQ.1.1(ケルベロス) | 2 |
| XBB.1.1 | 1 |
| XBB.1.5(クラーケン) | 1 |
| XBB.1.9.1 | 1 |
新型コロナウイルス感染症（変異株）の患者等の発生について（検疫）
www.mhlw.go.jp
↑より作成
【新型コロナウイルス感染症 変異株の患者等の発生状況】
| No. | 到着 地 | 到着日 | 年代 | 性別 | 滞在国 | 症状 | WHO呼称 | PANGO 系統 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 関空 | 2月15日 | 10代 | 男性 | 韓国 | 発熱 | オミクロン | BQ.1.1 |
| 2 | 成田 | 2月15日 | 30代 | 女性 | 中国 | 無症状 | オミクロン | BF.7.14 |
| 3 | 成田 | 2月15日 | 40代 | 女性 | 中国 | 無症状 | オミクロン | BF.7 |
| 4 | 成田 | 2月15日 | 60代 | 男性 | 中国 | 無症状 | オミクロン | BA.5.2.48 |
| 5 | 羽田 | 2月17日 | 30代 | 男性 | イギリス | 咳、 咽頭痛 | オミクロン | XBB.1.9.1 |
| 6 | 羽田 | 2月18日 | 50代 | 男性 | 台湾 | 発熱、 咽頭痛 | オミクロン | BN.1.2 |
| 7 | 成田 | 2月18日 | 10代 | 女性 | 中国 | 無症状 | オミクロン | BA.5.2.49 |
| 8 | 羽田 | 2月19日 | 40代 | 男性 | フランス | 発熱、 咽頭痛、 頭痛 | オミクロン | XBB.1.5 |
| 9 | 関空 | 2月17日 | 30代 | 男性 | 中国 | 無症状 | オミクロン | BF.7.14 |
| 10 | 関空 | 2月19日 | 40代 | 男性 | 中国 | 無症状 | オミクロン | BA.5.2.48 |
| 11 | 成田 | 2月19日 | 50代 | 男性 | 中国 | 無症状 | オミクロン | BF.7.14 |
| 12 | 羽田 | 2月20日 | 20代 | 男性 | オーストラリア | 発熱、 咽頭痛、 頭痛 | オミクロン | XBB.1.1 |
| 13 | 羽田 | 2月20日 | 20代 | 女性 | ドイツ | 咳 | オミクロン | BQ.1.1 |
| 14 | 成田 | 2月20日 | 30代 | 男性 | 中国 | 無症状 | オミクロン | BF.7.14 |
| 15 | 成田 | 2月20日 | 20代 | 女性 | 韓国 | 発熱、 咽頭痛 | オミクロン | BN.1.3 |
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